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境港市中期財政見通し(H20)

1.推計の性格

○ 推計の位置づけ
 中期財政見通しは、平成19年度まで財政指標のひとつとして単独で作成していましたが、平成19年12月に境港市中期財政計画を策定した際に、19年度作成分を、近未来を見通し財政運営上の課題等を明らかにする章として織り込み、計画の一部としました。

○ 推計の考え方
 これまでは、今後5年間の単純推計(直近の当初予算を基礎に過去の傾向に従って将来値を算出)でしたが、今回を含め今後作成する中期財政見通しは、傾向を見るための単純な推計ではなく、中期財政計画で定めた財政運営方針を反映し普通建設事業費については今後の目標数値を掲げており、将来計画的な意味合いが加わります。

○ 推計の取扱い
 中期財政見通しは中期財政計画の一部分と位置づけましたが、中期財政計画の計画期間中(平成20〜24年度)、新年度予算編成後に毎年度修正し、中期財政計画で定めた財政運営方針の実施効果の検証とともに、財政指標としてもその価値を失わないように心がけていきます。

2.推計期間

平成21〜25年度(5年間)

3.推計時点

H20.4.28現在

4.推計条件

@会計区分:一般会計
A平成20年度当初予算を基礎として推計を行っています。
B具体的な推計条件

5.推計結果

 前回推計(H19)(注1)に比べ、人件費、公債費、繰出金の減額等により収支の状況は大きく改善され、平成24年度には単年度黒字転換し、推計期間の5年間トータルでは0.8億円の赤字にとどまり、平成25年度末基金残高は35.5億円との推計結果となっています。
 また、市債借入額を、中期財政計画で定めた市債の借入限度額(将来的に健全な状態を保てる範囲内での借入額)としたことによって、借入抑制一辺倒での単純推計であった前回推計と比べ、逆に推計期間中の普通建設事業費が大きく増額し、今年度策定する義務教育施設の改修計画等に対応しやすい状況が整っています。
 しかしながら、繰出金減額の大きな要因は、土地区画整理特別会計の赤字をあくまでも保留地の売却収入で賄うべきとし、一般会計からの繰り出しを行わないこととしたものであり、このことによって当該特別会計は、最大8.5億円程度の赤字となることが予想されます。

(注1)前回推計は、平成19年度当初予算をベースに平成19年4月に作成

@中期財政見通し(今回推計)
(単位:億円)
区  分 H20
予算
推    計 (参  考)
H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30
歳  入 123.1 123.3 128.6 128.8 130.1 129.7 131.0 131.0 131.3 131.6 131.5
歳  出 125.6 125.1 128.9 129.1 129.3 128.9 129.4 129.2 127.3 129.4 127.6
差  引 △2.5 △1.8 △0.3 △0.3 0.8 0.8 1.6 1.8 4.0 2.2 3.9
基金残高 36.3 34.5 34.2 33.9 34.7 35.5 37.1 38.9 42.9 45.1 49.0
区画特会 △4.1 △5.1 △6.1 △7.0 △7.7 △8.1 △8.4 △8.4 △8.4 △8.5 △8.5
 *差引欄の三角はマイナスを意味し、財源不足となることを表しています。
 *基金残高欄は、当該年度の収支差を基金によって調整したと仮定して計算しています。
 *H20予算は、基金からの繰入金2.5億円を実質的な歳入不足額として、歳入から減じています。

A参考グラフ

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